FDAピアス3mmカラーボールの色について

陽極酸化という方法でチタン合金の表面に酸化皮膜を作っています。
チタンの酸化皮膜はその表面を完全に覆う透明なバリアー皮膜で、光の屈折率が大きいことから入射角と反射角が干渉しあって虹のようにいろいろな色に発色するのです。
かける電圧で皮膜の暑さをコントロールしていろいろな色に発色させているのです。
色を塗っている着色ではありません。
水色、黄色、ライム、紫、ピンク、紺色に見えているだけなのです。
ボールの表面をよく見てください。けっしてまったく一定の色ではないことがわかります。
中心部分から端部に向かってだんだん色彩が淡くなっているでしょう。そして丸玉の周囲はなんとなくぼやけてみえるでしょう。視点の角度によって皮膜の層の厚さが変っていくからなのです。 
 
201425201526.jpgのサムネイル画像